小斎直也のこころ
こんにちは、小斎直也です。いつも童心を忘れずにをモットーにしておりますが、気がつけば頭も心も凝り固まってしまっています。そんな小斎直也のこころ。今日はその心中を解き明かしていきたいと思います。
「こころ」というと誰しもが知っている一冊の本、夏目漱石のこころがありますが、本来はどういう意味なのでしょうか。なんだか漠然としている「こころ」という言葉。
辞書で調べたところによれば、精神的な働きというこれまた非常に曖昧な言葉が記されています。
精神とは何か、という話しはおそらく終わりが見えないものですから、ここで書くことはありませんが、定義をすることができないけれど、なんとなくわかる。それがこころというものなのでしょう。
人体の研究がずっと進めば定義が可能になるかもしれませんが、それはそれで恐ろしいことでもありましょう。
昔の人は月や空を見ていろいろな事を考え、いろいろな想いをそこに乗せたものです。しかし地球は丸く、宇宙についてもある程度みることができるようになった今、多くの人が知識に押され、想いを馳せることが難しくなったのではないでしょうか。
もしも、体の仕組みが解明され、こういう血流とこういった物質の反応でこういう感情が起きて、こころとはこういうものである。という定義がなされてしまったうとしたら。
その時「こころ」というものは完全に無くなってしまうかもしれません。