小斎直也の恐怖体験アニサキスは恐ろしい

アニサキスという寄生虫をご存知でしょうか。

これは線虫と呼ばれているもので、見た目は白い糸のようですが、うにょうにょと動き非常に気持ちの悪い生物です。

この寄生虫、基本的にはカツオやイカなどの魚介類に寄生するのですが、当然それらを食べると我々人間の体内にも侵入してくることとなります。

このアニサキス、十分に加熱したり冷凍すれば死滅するのですが、生の刺身などはとにかく危険です。

とにかく糸のように細いので、当然切っても断面に存在していることが多く、特に古くなった魚の場合は内蔵からいろんなところに移動しているようです。

実際に目視することもできます。

私、小斎直也も大昔に知人がカツオの刺身を食べていた時に、その切り口に白いものが動いているのを見て、もう二度とカツオは食べないと心に決めたものです。

動いていたのですから確実に生きていたはずです。知人はそれを食べてなんともなかったようですが、おそらく高い確率で食中毒になるのではないでしょうか。

なんともアニサキスは胃の壁などにもぐりこむようで、これによって激痛が引き起こされるであろうことは容易に想像ができます。

自分で買ってきて調理する場合は注意して取り除くこともできますが、お店で出てきたものを食べて食中毒になったのではどうしようもないですよね。

調べれば調べるほど、怖くて生の魚を食べられなくなります。

しかし、どんな食べ物にも問題はありますから、そんなことをいっていても何も食べられなくなりますよね。

ただ、やっぱり生で食べるのは現代でもリスクが高いように思います。

焼いても美味しいので私はしっかり加熱されたものをいただきたいと思います。