小斎直也の十六茶がうまい
昔。飲み物といえば、お茶か水でした。
ジュースなんてものはデパートのレストランにでも行かなければ手に入るものではなく、ジュースが出てくる家庭は基本的に裕福なところでした。
友達の家に遊びに行くと、思いの外裕福でオレンジジュースなんてものが出てきて大層喜んだという話は結構な人が体感していることと思います。
私も、そういう俗に言うお坊ちゃまの友達がいまして、ジュースを飲むためだけに何度も足を運んだものでした。
子どもですから、なんの遠慮もなかったのでしょう。
自分の家に帰ってから、母ちゃんジュースが飲みたいなんて言おうものならビンタ。とまではいきませんが、怒られたのは今でも覚えております。
1991年の貿易自由化、でしたでしょうか。その頃から途端にオレンジやらなにやらが安く輸入されるようになり、ようやく一般家庭のもジュースが出回り始めたのではないでしょうか。
ちょうどそのすぐ後にバブルが崩壊したので、なんだかなぁという感じもしておりましたが、結局現代では割と安くジュースを買って飲むことができるようになりました。
その弊害としてペットボトル症候群なんて呼ばれる若い人の糖尿病が問題になりましたよね。
そんな中で、ジュースではないのですが最近私、小斎直也がはまっているものに十六茶というものがあります。
もともととうもろこしのひげ茶というのが好きで、よく飲んでいたのですが、この十六茶にもとうもろこしが入っており、ほのかにその風味がします。
そして、ハトムギや黒豆などなんだか体に良さそうなものもたくさん入っているので、つい飲んでしまいます。
緑茶や麦茶と思って飲むとなんか違うものに感じますが、これはこれで美味しいかなと思います。