ドロドロになった雪見だいふく。
冬のアイスといえば、なんでしょうか。
PARMでしょうか、ハーゲン・ダッツでしょうか。それともガレーかダンケかキャナレットか。
違います。
冬のアイスといえば雪見だいふくです。
あのもちもちとした食感の中にあるバニラアイスの舌触り。これ以上のアイスはないでしょう。値段もお手頃です。
値段・味、この両方において、すべてのアイスの頂点にたつのがこの雪見だいふくです。
ちなみに厳密にはアイスミルクでアイスクリームではないという話は受け付けません。
アイスといって通じている時点でそんなことはどうでも良いからです。
さてこの雪見だいふく、最近コンビニで買ってはすぐ食べていたのですが、この間ふと家に帰って雪見だいふくを机に置いたまま、忘れて風呂などゆっくり入ってしまったことがありました。
もちろん暖房をつけて。
ふぅーさっぽりした。なんて思いながら机に戻ってくると、置きっぱなしの雪見だいふくが。
一瞬しまった!と思いますが、しかしすぐに余裕の表情に変わりました。
「確か雪見だいふくって溶けないはず」
なんて意味不明なことが脳裏をよぎっていたためです。
一安心して、風呂上がりの一杯の感覚で雪見だいふくを開封。するとバニラにひたった皮が現れました。
スライムの残骸みたいな皮が2枚。
衝撃でした。
雪見だいふくは溶けないし、溶けても大丈夫みたいなことを昔読んだことがあったのですが、
中のアイスが全部溶け、皮もふやけてやぶれて外に全部アイスがでてきちゃっていました。
これではただ甘いミルクに使った皮です。
信じられません。
ショックでしたが、捨てるのももったいないので皮アイスをすべてたいらげました。
あんまり美味しくはなかったです。
やっぱり雪見だいふくといえば、買ったらすぐ食べないとだめですね。