饅頭はうまいけど飽きる
饅頭こわい。小斎直也です。
こわい話といえば、やはり饅頭こわいが有名ですが、
それほど昔から親しまれている饅頭も、今ではあんまりありがたみがなくなってきました。
饅頭なんぞもらった日には「まーた饅頭か」と思うものです。
饅頭ってたまに食べる分には良いのですが、お土産ラッシュなどでたくさんもらっても正直そんなに食べられなくて飽きちゃうんですよね。
やれ栗饅頭だの、やれチーズ饅頭だの、いろいろ種類はあって地方によって個性を出そうと頑張っているのはわかるんですが、結局ほとんどあんの味ですから、飽きるに決まっています。
生地がやわらかろうが、なんだろうが、甘ったるくて仕方がない。
こんなに饅頭ばかり食べていると次第に饅頭が嫌いになりそうです。
饅頭って不思議なことに、あんまんやあんぱんとはちがって、ことさら甘いんですよね。甘さ控えめの饅頭なんて出せば人気が殺到しそうなもんですが、世間の考えることはわかりません。
昔は確かに、砂糖なんて高級品でしたし、饅頭なんてそんなめったに食えるもんでもなく、饅頭屋にいかなきゃないような代物で、お土産にしたって結構喜ばれたもんですが、今どき饅頭なんぞコンビニにでも売っています。
しかも味もそう変わらない。
となると飽きるのは必然。
お土産もそろそろ饅頭は控えめにしていただきたいものです。