小斎直也の勇往邁進

小斎直也の日常生活や様子を日々記していきます。このブログを見れば小斎直也の全てがわかる!!とまではいきませんが、人となりがそれとなく浮かんでくるのではないでしょうか。波乱万丈な人生というわけではありませんが、とりとめもないことを書き記していければと思います。

この時期になって筍が恋しくなる。

たけのこご飯、たけのこステーキ、たけのこの若竹煮、たけのこのきんぴら、じつに季節外れな話題ですが、旬が過ぎたからこそ食べたくなることってあります。

そう、筍といえば春ですが、今はその真逆といってもいい季節です。

春に食べる筍も確かに旬の味で美味しいのですが、反対に言えばなんだかありがたみがありません。

旬を外れた時期だからこそ、美味しく感じるものもあると思います。

秋に食うナスもうまいけど、春に食ったほうがよりうまい。という言葉が、小斎直也名言集にもある通り、食べ物というものは食べられなくなった時期こそが一番美味しく感じるものなのでしょう。

しかし筍というのは実に不思議ですよね。

あれがそのまま竹になるわけですから驚きです。竹としても素材に使え、子どもの頃は食べ物として美味しく食べられる。こんな優秀な植物、他にはないでしょう。

私も何度かたけのこがりに行ったことがあるのですが、筍の成長というのは本当にはやいもので、ちょっとでも大きくなってしまったものはもう固くて食べられませんし、数日たっただけで、小さかった筍が、もうあっという間に成長してしまっています。

いわば数日で小学1年生が小学5年生くらいになってしまっているという感じでしょうか。

私がたけのこがりにいったのは実に8歳ほどの頃でしたが、気がついたらあっという間に背丈を越されていました。

竹もスカスカでいかにも頼りなさそうな素材に見えますが、そのしなりでなかなか折れることはなく、どこかの国ではよく使われていると聞きます。

どうでしょう。今日の晩ごはんは筍に決まったのではないでしょうか。